フルーツキャビア (Finger Lime) フィンガーライムとは、オーストラリア原産の不思議で希少な高級柑橘。古来よりオーストラリアの先住民、アボリジニに食されてきたパワーフードです。人の指のような形で、中には粒状の果肉が詰まっており、その見た目やプチプチした食感などから「キャビアライム」や「森のキャビア」と呼ばれることがあります。果肉は透明・緑色・赤色・黄色・茶色などあり、お料理がグレードアップします。 フィンガーライムの歴史をみてみましょう! フィンガーライムは、オーストラリア原産の小型の柑橘類で、オーストラリアのクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の沿岸境界地域の低地亜熱帯雨林および熱帯雨林に生え、何千年も前からアボリジニによって食用や薬用として利用されてきました。ヨーロッパ人がオーストラリアに到着する前から存在していたとされています。近年、そのユニークな見た目と風味から「シトラスキャビア」とも呼ばれ、グルメフードとして世界中で人気となっています。 アボリジニ(英: Aborigine)は、オーストラリア大陸と周辺島嶼(タスマニア島等。 ニューギニアやニュージーランド等は含まない)の先住民である。 イギリスを中心とするヨーロッパ人達による植民地化の以前からオーストラリア大陸やその周辺諸島に居住していた先住民の子孫達 (参考)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 フィンガーライムはこの様な特徴をもっている柑橘類です フィンガーライムは、春になると可愛いピンク色の花を咲かせてくれます。品種によって柑橘類特有の香りが一面に広がり、生産者として一番贅沢な瞬間です。柑橘系の香りは、交感神経を刺激して脳のスイッチを切り替える効果を持つと考えられています。集中力やパフォーマンス能力を高めたい時、気分をリフレッシュしたい時にはいいかもしれませんね。一方で、品種によって之大小がありますが非常にトゲが多く、栽培・収穫しにくい木でもあります。意外とトゲが鋭いので手袋は必需品です💦 フィンガーライムの果実は天然トロピカルカラーフードです フィンガーライムの果実の重さ(1個の重さ)は約10~20g。大きいものでは、30g近くなります。果肉は、キャビア(魚卵)のように粒状の果肉で、果汁はほとんどでません。また、果肉は赤色・ピンク色・白色・緑色・オレンジ色・茶色・黄色など品種によって様々な色彩豊かな果肉のものがあります。味は、口の中で独特の苦みとプチプチとした食感と柔らかい酸味と爽やかな香りが弾けます。一度、食べたらその感覚が忘れられなくなります💘(私もとりこになった一人です!(^^)!) フィンガーライムの食べごろや栄養について 緑色GREEN 黄色YELLOW 茶色BROWN 透明CLEAR 赤色RED 透明CLEAR フィンガーライムの旬はだいたい8月中旬~12月ごろです。日持ちしづらく(他の柑橘類と同じぐらいです)、なるべく新鮮なうちに召し上がるか、保存する場合は冷凍保存するなど工夫が必要です。フィンガーライムは小さな果実ですが、栄養価が豊富です。一般的なフィンガーライムの栄養成分には、ビタミンCがみかんの3倍ほどとおおく、カリウム、食物繊維が含まれています。しかし、具体的な栄養価は果実のサイズや成熟度によって異なる場合があります。